4seasons bicycle の日記

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【初めての自転車投稿】貴族の乗り物~BROMPTON購入しました!!

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貴族の乗り物って…(笑)

でも私個人のイメージで言うとそれだけ贅沢な乗り物です。

だって変速段数は多くても6段しかありませんし、

重量は裕に10kgを超えて、タイヤサイズは16インチしかありません。

もちろん電動アシストだってありません。

それでお値段は20万円前後するんですからね。

お金に余裕がある方か、相当このジャンルが好きな方しか買えませんよね。

言わずもがな、私は後者ですよ(笑)

 

ちなみにBROMPTONが貴族の乗り物だったら、

ALEXMOULTONは王族の乗り物ってことになりますね(笑)

 

 

はじめに、

当ブログは”BYCICLE”の名を冠しながら今まで自転車には触れてきませんでしたが、

このブログを開設後としては初めて購入したバイクという事もあり、折角だからご紹介していこうと思います!

それにBROMPTONってとっても写真映えするのでちょっと自慢したくなっちゃうんですよね(笑)

 

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BROMPTONって??

BROMPTONはイギリスのアンドリュー・リッチー氏により1975年頃よりデザインされたことが始まりだとされております。(詳しくは日本代理店ミズタニ自転車HPに)

BROMPTONは未だにロンドンの自社工場での生産を貫いている稀有なメーカーであり(一時台湾製のBROMPTONがライセンス生産されていた時期もありました)、

自社生産することで徹底的な品質管理がなされております。

 

BROMPTONは何といってもコンパクトさと、その見かけを裏切る走行性能が特徴です。

かのアレックスモールトン博士をして「BROMPTONがあるから折り畳み自転車を作る必要はない」と言わしめたという逸話は有名です。

 

 

BROMPTONの種類

現在日本国内では主に8種類のBROMPTONがラインナップされております。

BROMPTONのモデル名はそのまま車種を表すようなものになっております。

最初のアルファベットは”ハンドルの形状”

真ん中の数字は”変速段数”

最後のアルファベットは”荷台の有無”を表しております。

 

ハンドルの形状

M・・・M型のアップライトなハンドル

S・・・ストレートなフラットハンドル

P・・・複数の持ち方を有するツーリング向きのハンドル

の計三形状です。

 

”Mハンドル”はBROMPTONらしいゆったりとした乗り方に向いていて、

”Sハンドル”はBROMPTONでもしっかりスポーツ走行をしたい方や、Mハンドルではハンドル位置が高くなり過ぎてしまう女性にも◎

”Pハンドル”はおおよそ上のバーを持てばMハンドルの高さ、下のハンドルを持てばSハンドルの高さ、それに加え脇のバーもあり何でも来い!なハンドルです。(ただこの独特な形状故か最も販売台数は少ないらしい…)

 

ギヤの段数

3・・・内装3段ギヤ

2・・・外装2段ギヤ

6・・・内装3段×外装2段=6段ギヤ

内装ギヤはその構造上どうしても重たくなりがちなので、2段を選ぶ方の大半は”軽いBROMPTONが欲しい!”と言うものです

ちなみにBROMPTONはその構造が故カスタムが物凄く複雑になるので、後からギヤ段数を増やすより、最初から欲しいモデル(ギヤに関しては特に)をちゃんと購入した方が圧倒的に安上がりになります。

 

荷台の有無

L・・・リヤキャリアなし

R・・・リアキャリアあり

リアキャリアの有無ですが単純な荷台という意味もありますが、どちらかと言えば駐輪状態にした時の安定性や、折り畳んだ状態での転がし易さなどを重視して選ばれる方が多いようです。

 

その他

これらの他にも実は存在します。

例えば”S2L-X”と言うモデルの”X”はフレームの一部に軽量なチタンを使っている事を表していたり、”L””R”の他に実は”E”と言うのも存在しこれは”泥除けなし”を意味します。

ただしこれらのモデルは現状は通常のラインナップではありません。

”E”のモデルはカスタムオーダーの際だけに選択出来たり、”X”は国内には不定期に入って来るモデルです。こんな裏メニュー的な車種があるのもマニア心をくすぐります(笑)

 

 

BROMPTONの魅力

圧倒的にコンパクト! 

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通常の折り畳み自転車は2つ折りが多い所BROMPTONは3つ折りかつでコンパクトなサイズに収まります。

個人的にはBROMPTONとそれ以外では大きな違いがあると思っております。

例えばBROMPTONは折り畳めば中型のコインロッカーにも入ってしまいます。

出先で盗難やいたずらの心配をする場合コインロッカーに預けてしまえば大丈夫。

他にも新幹線に乗った時、BROMPTONであればぎりぎり自分の座席の足元に置いておけます。他の折り畳み自転車ではコンパクトではありますが、フルサイズの自転車を輪行した時と同様デッキスペースか車両の一番後ろの座席を確保してその背もたれ側のスペースに置いておくしかありません。これは大きな違いですよね??

 

BROMPTON折り畳みサイズになるべく近づけようと頑張っているメーカーはありますが、それがBROMPTON以下のサイズかどうかで話は大きく違ってくるように思います。

 

意外と高い走行性能

BROMPTONは16インチと小さいタイヤ径を採用している事もあり、初めて見た方は

「沢山漕がないと進まなさそう・・・」

「ちょい乗り自転車でしょ??」

というイメージを持たれる方が多いようです。

しかし実際はマウンテンバイク並みに長いホイールベースや低重心な設計も手伝って、直進安定性が高い自転車です。直進安定性とはどれだけちゃんと真っ直ぐ走ってくれるかということで、例えば漕ぐのを止めても中々スピードが落ちない自転車は直進安定性が高い自転車です。

BROMPTONのトップスピードはそこまで高くないんだけど、平地で20キロちょっとのスピードを維持するのは結構楽だと感じます。

 

積載力の高さ

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BROMPTONの特徴として様々なフロントバッグがメーカーより販売されております。

ワンタッチで取り付けが出来るので使い勝手も良く、尚且つ取り付けはハンドル操作に影響のないフレームに付いたマウントに取り付けるので結構重くなっても大丈夫です!

ちなみにこちらのバッグはS-BAGというBROMPTON純正のバッグで容量は20リットルもあります。

 

 

持ち運び易い

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BROMPTONは折り畳んだ状態でキャスターが地面と設置し転がせるようになっております。

※ただこれには注意が必要で国内の大半の鉄道会社は自転車の駅構内及び電車で車体の一部でも露出するのは、規定で禁じています。キャスターも車体の一部なので転がすのは規定違反とされる可能性が高いです。一応最近ではキャスターがバッグ側に付いた輪行袋もメーカーから販売されています。

 

また重量はかなり重いのですが、他の折り畳み自転車に比べぎゅっとコンパクトになっているお陰で身体に近い位置で担ぐ事が出来そこまでの重さを感じさせません。

 

 

BROMPTONのイマイチな所

変速が複雑

これは慣れの問題でもあるのですが、ロードバイクの変速は1日も乗れば慣れた私ですが、BROMPTONは結構難しいです。

と言うのも左の変速レバーは外装式で他のスポーツ自転車同様、ペダルを回しながらレバーを操作します。それに対して右の変速レバーは内装ギヤの為、ペダルを止めて変速しなくてはなりません。

頭では分かっていてもいざ上り坂の時に足を止めて変速するのは結構大変です。

 

 

パーツが特殊

BROMPTONはこの特徴的な折り畳みの機構上特殊なパーツがてんこ盛りです。自転車界のインテルと呼ばれる日本のSHIMANOですが、BROMPTONはSHIMANOのパーツを一つも使っておりません。 その為汎用品での修理やあるいは自分好みのパーツを使うというのも大分制限されます。

ただBROMPTONの為に作られている為もあって普通に乗っていればそうそう壊れるような箇所はありませんし、最近ではBROMPTONの為だけに作られているカスタムパーツというのも結構出回っている様です。

 

 

まとめ

という訳で今回はただのBROMPTONの紹介で終わってしまいました。

しかし自分の一番得意な自転車のジャンルという事もあって、結構詳しく書けたのではないかと思っています。

次回は私はどんなBROMPTONを購入したのか、買った際に特別なカスタムはしたのかをお伝えしたいと思います!